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労働問題に関する基礎知識や事例
労働は、皆さんの生活の中心であり、生活していくための大切な収入源です。それゆえに、さまざまなトラブルが発生することや、また配転命令や降格処分、不当解雇など会社の命令によって生活に重大な支障が生じるなど、多くの法律問題が発生しやすい分野でもあります。
労働問題として具体的にあるものは、職場での人間関係に起因する問題(ハラスメントやいじめなど)、労働災害、賃金トラブル(残業代、未払い賃金、賃金減額など)、不当解雇、整理解雇、配置転換や配転命令、男女差別、就業規則の変更、労働組合問題(団交拒否、支配介入、不利益取扱いなど)等、非常に多くの問題が生じます。また、これらの問題は、正社員だけでなく、アルバイトやパートタイマー、契約社員など非正社員の方にも起こりうる問題です。
労働の抱える構造的な問題として、労働者と使用者の立場の違いというものがあります。法律上はあくまで「労使対等」といって、労働者と使用者は対等な立場にあるのですが、実際上の問題として、労働者は、会社ともめごとを起こすと解雇されてしまうのではないか、収入を失うのではないかという懸念がありますから、それをおそれて会社に対して強く意見をいいにくいという面があります。その結果、どんどん不利な状況に追い込まれてしまうことがあり、実際に過労死などの痛ましい事件も起こっています。
こうした現状を踏まえ、労働関係の法律は、労働者を保護するための法制度を多く用意しています。また、2018年に働き方改革関連法が成立するなど、新しい法制度も次々と誕生しています。これらの法律や制度をうまく使いこなして、会社に対して自らの権利を行使するためには、専門的な知識や経験が不可欠です。労働問題でお悩みの方や、会社との交渉や労働審判・裁判などをお考えの方は、弁護士までご相談ください。
里村総合法律事務所は、大阪府を中心とした関西にお住まいの皆さまからの法律相談を承っております。業務分野としては、企業法務、不動産、離婚、借金、相続、労働問題など幅広いジャンルに対応しております。身のまわりのことでお悩みのことがございましたら、どうぞ気兼ねなく当事務所までご相談ください。
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弁護士紹介
弁護士里村 格(さとむら いたる)
大阪の東天満の里村総合法律事務所に所属する弁護士です。
誠実・丁寧・公正を心掛けて,ご依頼者様にとって有益で納得できる解決を目指します。
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- 所属団体
- 大阪弁護士会
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- 経歴
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2010年 京都大学法学部 卒業
2012年 京都大学法科大学院 卒業
2014年 弁護士登録(大阪弁護士会)
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- 執筆・監修
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「三士業の実務がクロスする相続事案の解決力」 清文社 (共著)
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